60作目:ただいま

音楽

はじめましての方は初めまして。

違う記事から来た方はいつもありがとうございます。

qwertです。

60作目。イラスト統一祭まかぎ祭SUMMER参加曲。

動画

歌詞

ああ風が吹いた

“おせっかいかもしれないけど”と

語るように

この風に想いを乗せてしまえれば

あの日の僕に届くのかな

ああ風が吹いた

青の匂いは

未熟な心を押し馴染ませるようだ

君と遊んだあの時に似ていて

不完全さの虜だったんだ

分かっていたつもりだった

分かってなかったと悔しかった

悔しくて

泣いてしまった

「夏を閉じ込めよう」

君はひまわりを抱えて言った

何もできない僕に

寄り添って寄り添って寄り添って

くれた

ああ風が吹いた

透き通る空はただ純粋に

“汚れたんだよ”と諭していて

内側の黒に

沈んでいる

白い君の手が薄くなってゆく

変わらないものなど無いと云うように

それなのに君は

何を願う? 

「夏に取り憑いてやろう」

君は優しく微笑んだ

従うしかなかった

僕の心、包んで

くれた

それでも未来は迎えに来る

「またね」なのに虚しい

カサブタは痣になって消えくれないけど

少しずつ歩く

「夏を置き去りにして」

君は悲しく背を押す

僕はなんとなく分かって

心をそこに忘れて行った

ああ風が吹いた

この想いよ、過去に飛んでゆけ

なんて

僕は、いまだ

おわりに

いまだにただいまをいわぬままただいまをいきている。

やりたいことが分かっていただければ幸福です。

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