振り返り語り その4

音楽

はじめましての方は初めまして。

違う記事から来た方はいつもありがとうございます。

qwertです。

振り返り、4の段。

前回までの振り返りは下の記事からご覧願います。

さてさて振り返ろう。だいぶ時間が空いたが、作ったものへの思い入れが消えないように、覚えているものだ。ただどうしようもなく自分の容量を圧迫してしまうので、早めにアウトプットしたい今日この頃。

ということで、やはり自分のために書くものであることは、疑いようのない事実である。

知ったところで”ふーん”と流してほしい。
自分しか知らない知識のようにどや顔で説明したところで、得るものは誰かのあなたに対する不快感だけである。芸術なのかエンタメなのか、範疇はどこまでか分らないが、こういうものは解釈は感じ取ったものそのままであり、人によって解釈は変わるのだ。

それでも、知りたい方がいれば、どうぞご勝手に。qwertも勝手に書いておく。

⑮ダンスホールにて

曲を聴くと勝手に体が動き出すようなミュージックを目指した。確かイントロのリフ先行。雪歌ユフの誕生日のために作ったので、ノリノリな感じにしたかったのだと思う。
ユニゾンしそうでしないリードギター・キーボード・ベースが心地よく耳に入って、気に入っている。赴くまま音を並べたので、あまりこだわったところはない気がする。コードギターはちょっと違和感があるのでretakeの時は直したい。サビからCメロへのつながりは気に入っている。フジファブリックさんの『銀河』のアウトロのイメージである。この曲のアウトロ自体は、スパルタローカルズさんの『ピース』を意識している。ちなみに、1番から2番のつなぎは日向電工さんの『ブリキノダンス』のインスパイアである。

歌詞としては、一人きりでも踊り狂ってもいいじゃないかという感じと一緒に踊ってくれませんかという感じで作った。コール&レスポンスしたいなあと思ったとき、サビの”ダンスホール!!””エエイエーイエーイ”ができた。

⑯HAPPY END ROLL

HAPPY END ROLLという言葉から、作っていった気がする。ご察しの通り、ハッピィエンドとエンドロールをくっつけた造語である。また、イントロのリフとコードギターの感じに引っ張られて、全貌を作った。

今でも口ずさみたくなる、イントロリフとコード進行である。

歌詞のコンセプト的には、Oから始まる●●ーるで韻踏みしたかった。最初はルビ振って、厨二っぽい言葉も付け足そうと持ったが、実装しなかった。retakeではするかも。

この曲は初音ミクverと雪歌ユフverを同時に投稿した。
UTAUとVocaloidでどんな違いが出るのか見たかったのだ。結果としてはそんなに変わらなかった印象。誰が歌おうと、その楽曲の魅力は色褪せないということか。あるいは、差が出るほどqwertを認識してくれる人間がいなかったのだろうか。(おそらく後者である)

⑰アンコール

あなたはリアルライブに行ったことはあるだろうか?
2時間程度の本編ののち、観客の手拍子という呼びかけに応じて、延長戦が行われる。

それがアンコールである。

その手拍子の際、最初ゆっくりだったリズムが徐々に加速され、最終的に拍手になり、また、BPM125くらいの手拍子に戻るという現象が観測される。毎回。

これがうまくいったライブを唯一知っている。

RADWINPSさんのライブだ。

このライブでは、ファンの方々が『もしも』という楽曲を合唱しながら、手拍子をする。合唱により、リズムが一定に保たれるのだ。

『こういう曲があればいいのでは』

そう思って、作ったのがこの曲である。

コンセプトは同じだが、雪歌ユフと初音ミクで曲と歌詞は違う。retakeでも変えようと思う。
やりたいことは同じでも、楽曲としては異なるというものもあっていいのではと思い始めた。

このコンセプトを考えると、バンドメンバーが順番に出て行って、音確認した後、曲に加わるという雰囲気が伝わると思う。

最後の”ありがとうございます”は、『この曲を聞いてくれて』という意味と状況的に『アンコールしてくれて』という意味が重なっている。ちなみに喋りっぽく作ったのは初めて。

⑱流行病

当時”フリースタイルダンジョン”という番組があり、ドはまりしていた。KREVAとか聞いていたり、日本語の口に出したい響きに傾倒を禁じ得ないqwertに突き刺さった感じだった。

徐々にHipHopとか韻を踏むという行為が表舞台に出てきつつあり、いわゆるバズるという現象に、qwertは病にかかったようだった。つまりは、そういうことしか考えられなくなっていた。それは自分の幅を狭めているので、打破したかった。

いっそ、ふんだんにそれを使った楽曲を作り、乗り越えようと考えた。

そのために作った曲である。意味を通すよりも韻を踏むことを優先して言葉を選び、この欲求を発散した。

流行病を飲み込む人間のような化け物の絵。不穏感が出ればと思った。

雪歌ユフと初音ミクで歌詞・フローを変えている。
同じビートで違う言葉を乗せるというフリースタイルチックな試み。

⑲foo

鍵盤リフ。さらに早口で捲し立てる様な曲を作りたいと思った。

ヒトリエさんの”NONSENCE”を聞いたからだと思う。
wowakaさんのVocaloidヒット曲を思わせる構成の曲で、まぁ、突き刺さった。
ちなみに同じアルバムで言うと、”我楽多遊び”も好き。

仕事に対して不具合があり、つらつら吐露した歌詞になっている。コミュニケーション障害なので、大変です。

fooはプログラミング用語だった気がする。どちらかというと”ふー×4”の方が早く思いついて、タイトルと絵を仕上げた。黒地に緑字は、プログラミングエディタのデフォルト設定に対するqwertの偏見である。

⑳夏と終わりと奉り

雪歌ユフの誕生日に向けて作成した曲。祭りというよりは儀式感で、和風な雰囲気を目指した。

地元の巫女舞のリズムを引用し作った。イントロにかけて使い、アウトロもうまく使えてよかった。

古風な言い回しに心を配り、歌詞を作成。千年挽歌は千変万化を勘違いして生まれた言葉、趣があったのでこっちを採用した。

英語で表現した副題を付けた、初めての作品。
森博嗣さんリスペクトである。
今回は【Anthem ”Autumn again, automatically”】。頭文字が全部Aで美しいな。

おわりに

今回はここまで。

初音ミクに慣れながら、また、UTAUとボーカロイドにどれだけの差があるのかなど色々試していた時期だったと思う。

次回は5年目スタートから。

アイキャッチ画像は下記より使用させていただきました。ありがとうございます。
フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com

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