49作目:美しさが邪魔をする

音楽

はじめましての方は初めまして。

違う記事から来た方はいつもありがとうございます。

qwertです。

49作目。ふかみ祭に参加したくて作りました。

ポエトリーです。

artwork:深海怜様 主催:酩酊堂様

動画

歌詞

美しさが邪魔をする

沈む僕 眺む君

揺蕩う木漏れ日が

まるで君との繋がりのようだ

花びら浮かぶ水面の牢

足掻いて散らすのは簡単だ

ただ

美しさが邪魔をする

囚われることを望んでいる

「息苦しくない?」と訊かれ

「そっちと同じくらい」と答える

そうやって息を吐く

泡が爆ぜる

こんな美しさに不純な声が載る

こんな美しさに粗暴な音が載る

君だけが特別な花ではない

皆が唯一の花

そんな言葉が今は恐ろしい

君は探し出せるだろうか

優劣のつかない美しさが

邪魔をする

水温3℃のコールドスリープ

ただ永遠を求めた

こんな貪欲な心が僕にも有ったんだ

だからこそ

美しさが邪魔をする

目眩く   浮遊

いつからか 隠れていた

手を取れば 見つけられたのかな

未だに   去る今の中

どうだい? 透明でただ、

美しいだけさ

「ここがいいんだ」と言ったのは

嘘ではない

でも

本当でもない気がするんだ

洩れ込む光も君の指先も

眺めるだけでよかったのに

地に足のつかないこの世界から

並んだ花弁を剝いでまで

一石を投じるような波紋を浮かべて

息の見えない世界へ

おわりに

深海さんの絵が自分の曲で汚れてないか心配です。

やりたいことが分かって頂ければ、嬉しいです。

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